http://sky.geocities.jp/gere_mb0708/
「クラフティワックス研究所別館」
http://sky.geocities.jp/gere_mb0708/lab-index.html
p1006291

本当でしたら、蔵王ほどではないものの斜面構成が複雑で、コースによって雪質の変化が多いアルツでクラフティ蔵王スペシャルのテストをしようと思っていました。(蔵王スペシャルが期待しているとおりなら、アルツスペシャルでもあると思います)
しかし、速報で書いた通りに磐越道に入ったとたんに予報と違う雨やミゾレという残念な天気。
だったら妻も不調だったので、当初考えていたエーデルかハンタマでタラタラ滑っていれば良かったと悔やまれてなりません。
最終的に箕輪や猫魔なら多少雪が良いのでは…なども考えたのですが、水分をタップリ吸った新雪になるなら慣れたコースの方が良いと考え、磐梯河東から戻っての猪苗代でした。

結論から言うと、蔵王spのテストはあきらめていましたし、一応は塗ったもののテストにはなりませんでした。
水分を吸った雪なんて特殊すぎですし、水分を吸った雪ならフッ素が滑らないわけがない。
新雪の量はたいして深くないのですが、それでも板のコントロールを失って交錯しそうになっている人たちも多かったです。
強いて収穫を挙げるなら、今回の雨は若干の黄砂を含んでいたようなのですが、余りストレスを感じなかったこと。
大量の黄砂のときには分かりませんが、ジェット気流が安定せずに大陸からの高気圧が真冬でもやってくる近年の雪にもある程度対応できそうで安心しました。

クラフティZEは、予想どおりですが今回有効性を再確認できました。
板をコントロールしやすくするという特性は、水分を吸った雪ではより有効のようです。
基本的に高いワックスは使わないようにしているのですが、クラフティZEは春の定番になりそうな予感…。