セシウム、米ぬかは8倍に上昇 玄米に比べ - 想像力の欠如が情けない

農林水産省は19日、精米後に出る米ぬかの放射性セシウム濃度が、精米前の玄米に比べて8倍に上昇するとの推計結果を発表した。1キログラム当たり20ベクレルの玄米を精米した場合、米ぬかのセシウムは8倍の同160ベクレルになるという。

米ぬかの暫定基準値は食品に使う場合は500ベクレル以下のため、玄米段階で62・5ベクレル以上検出されると食品として使えなくなる計算だ。

農水省は同日付で食品関連の業界団体や都道府県に通知。米ぬかを使った食品や肥料、飼料の濃度が政府の暫定基準値を超えないよう業者に管理の徹底を求める。

2011/12/19 21:30 【共同通信】


米ぬかの危険性は、このブログで前々から指摘していたとおりです。

米ぬかは、それを醗酵させた糠漬けに使われたり、家畜の飼料や、土地への肥料となるのは記事にも書かれているとおりです。
その他に、最近では米ぬかから水飴を作り日本酒に混ぜると、法律の網をかいくぐった「純米酒」も作れてしまいます。

現在の暫定基準値は500Bqですが、暫定基準値が下がれば、あっという間に米ぬかは基準値を超えてしまうでしょう。
今は汚染米として騒がれない福島県以外のおコメでも、糠は汚染糠となってしまうところも出てくる可能性は、宮城や群馬などにあると思います。
きちんとした対応をお願いしたいです。