16/05/09 出雲

出雲大社 天満社

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天満社は神楽殿の裏手になります。
天満さんはどこでも外せません。
お社の前には、使い古されてチビた鉛筆がたくさん置いてありました。
また、誰かが落ちた梅の実を置いていました。
踏み潰されるより良いですね。 

出雲大社 神楽殿

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巨大な注連縄で有名な神楽殿です。
前に「神光海殿」と紹介しましたが、「神光満殿」が正しいようです。
神の光に満ちているところという意味なのでしょう。 

出雲大社 御向社

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御祭神は須勢理毘売命。
大国主命の最初の奥様で、父は素戔嗚命です。
古事記で大国主命を次々と助ける、賢くチャーミングな印象のお姫様です。
神話は、歴史上の事実が隠れていると思われていますが、大国主命は須勢理毘売命との婚姻により、素戔嗚命の後ろ盾を得て出雲での強大な地位を勝ち得たと読めなくもありません。

出雲大社 天前社

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蚶貝比売命(きさがいひめのみこと)、蛤貝比売命(うむがいひめのみこと)のお社だそうです。
大国主命が大火傷を負ったときに治療をした神さまだそうです。
蚶貝比売命が「刮(きさ)げ集め」、ウムギヒメが「持ち承(う)けて、母(おも)の乳汁(ちしる)を塗り」て治療を施すと記されているのですが、「刮(きさ)げ集め」というのはもの凄い表現だと思います。
蚶貝比売命が赤貝、蛤貝比売命が蛤なのだそうです。

出雲大社 素鵞社

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少し高いところに建てられている素鵞社。
御祭神は、義父にあたる素戔嗚命です。
お社は小さいですが、御本殿の床の高さと素鵞社の床の高さは同じになるように作られているようです。
神社の境内には、私たち素人には計り知れない暗号のようなものが散りばめられています。
修復の際には、傷んでいるところを接ぎ木して修復しており、それも見ものです。
また、軒下には砂が置かれていますが、この砂を持ち帰って家の四隅に置くと良いという話もあるようです。 

出雲大社 うさぎの庭

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ご遷宮をきっかけに、境内の各所にうさぎの石像が置かれるようになりました。
出雲大社境内に、現在は36羽。
それぞれの石像には、設置した人の名前があります。
この御本殿を後ろから拝んでいるうさぎのところには千家国麿さんの名前がありました。 

出雲大社 西遥拝所

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先にも書きましたが、御本殿も「田」の形になっています。
「田」の右上の部分に大国主命が西面してお祀りされているそうです。
左上の部分には五客神。
その不思議な配置に、いろいろな想像が生まれているようです。
この位置が、大国主命の真正面になるようです。 

出雲大社 筑紫社

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新しく看板が立てられていました。
御祭神は多紀理比売命。
宗像三女神の1人で、大国主命の奥さん。
子供を産んでいます。 

出雲大社 本殿

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観光バスの集団がここで写真を撮っていました。
撮影スポットとなっているようです。
玉垣のために、なかなか全容が見えにくくなっていますので、玉垣まわりなら確かにここはベストスポットの1つでしょう。
遠くから見ると分かりにくいですが、屋根の大きさは180坪、軒先の檜皮の厚さは1mにもなるそうです。 

出雲大社 八足門

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御本殿の前の八足門。
通常はここまでですが、お正月などの三が日や特別な時だけは解放されます。
過去には2度ほど入ったことがありますが、いろいろと興味深いです。
手前に見える赤い3つの組の円は、そこを柱としての高層建築での本殿があったそうです。 
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