17/12/31 吉備津彦神社・吉備津神社・出雲大社

出雲湯村温泉 清嵐荘

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福山まで下道で車を走らせ、尾道自動車道・松江自動車道を走っていたら結構よい時間になってしまいました。
慌ててお風呂を探すも今日は大晦日。
何軒かに断られましたが、ここの清嵐荘は大晦日などまったく関係なく平常営業で助かりました。
しかも、露天風呂もついているのに大人300円♪
ありがたい話です。
しかも、ここは出雲風土記に記載されている出雲湯村温泉。
前にも来たことがありますが、再発見した気分です。

泉質はアルカリ性単純温泉。
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源泉の温度が低いので沸かし湯ですが、いい感じのトロトロ具合です。
ロッカーも無料の鍵付きですが、鍵のひもが壊れているので、ちょっと注意が必要です。
シャンプー類・ドライヤー完備。

岡山木村屋

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出雲大社に移動します。
また、キムラヤの前を通ってしまいました。
立ち寄ってみたところ、後ろに喫茶室があるんですね。
飲み物付き600円足らずでサンドイッチを食べることができるので、すぐ入りました。
そうしたら、お店の方にランチタイム限定の釜飯をすすめられました。
パンよりも米に弱いです。(笑)
ホタテ釜飯と穴子釜飯を注文。
こういうアンテナショップは、安くて美味しいところが多いのですが、ここはアタリです。
このクオリティで800円以下です。
きちんと料理してあるので、2つの釜飯の味がそれぞれ違うことが泣かせます。
今度は食べなかったサンドイッチを食べたいです♪

吉備津神社 本殿

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一童社から本殿を写してみました。
分類としては「比翼入母屋造」になるのですが、独特な形をしているのでとくに「吉備津造」といわれています。
仏教の影響もある造りで、中には外陣・中陣・内陣・内々陣と高くなっている形式だそうです。
裳階があることも特徴ということです。
御祭神は大吉備津彦命。
その他に、相殿神がたくさんいらっしゃいます。

吉備津神社 一童社

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正面から見ると、このような感じになっています。
5年半前とは祈願トンネルの位置が変わっています。
また、トンネルをぬけたところに池と橋が作られています。
ちなみに、この正面の建物は拝殿で、その奥に本殿があります。
小さいながらもきちんと形式を守っている辺りにも地元民の信仰が感じられます。
御祭神は、菅原道真公と天鈿女さまです。

吉備津神社 祈願トンネル

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いろいろな神社仏閣を見ていますが、これはスゴいなぁと思います。
絵馬を書いて、「このトンネルをぬけると陽光うららか花の園!」「このトンネルをくぐり心に安心とやすらぎを!」という入り口から入って絵馬を掛けます。
出口には「明るい門出」「栄光への旅立ち!」「勝利はわが手に!」と書かれていて、ここから参拝に向かうわけです。
このトンネル&参拝のために、子供を預かっている塾やクラブはツアーを行うくらい人気があるそうです。
私も近所に住んでいたら、ツアーをしてみたいですね。(笑)

吉備津神社 瀧祭宮

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本宮社が境内の一番南になるのですが、その外に瀧祭宮があります。
なんとなく、山の中の竜宮城のような感じです。

吉備津神社 本宮社

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本宮社と書きましたが、本宮社に内宮・新宮が合祀されているそうです。
昔は72もの末社があったそうで、だんだんと統合されていったのでしょう。
御祭神は孝霊天皇・吉備武彦命・百田弓矢姫命。
吉備津彦のお父さん・お母さんをお祀りしているので、安産・育児の神様となっているようです。
名前などが書かれているので、近くで写すことはやめましたが、両側にはおっぱいの絵馬が飾られています。

吉備津神社 御竈殿

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最近はパワースポットブームで、どこどこの神社がパワースポット、神社のここがパワースポットなどといわれていますが、神社すべてが神域ですから、特別なポイントというのは考えないようにしています。
それでも、吉備津神社の中では重要なお社の1つになるのはここだと思います。
当たり前に撮影は出来ませんので、外から一枚。
御竈殿というだけあって、中に上がらせて頂くとモウモウとと火が焚かれています。
中には大きなしゃもじなども飾られていますが、煤のために真っ黒です。
 
ここには、大吉備津彦命が退治した温羅(うら)という鬼の首が埋まっていると言い伝えられています。
首を取られても温羅はうなり続け、犬に食わせて骸骨にしても、埋めてもうなり続けたのだそうです。
大吉備津彦命の夢に温羅が現れ、妻の阿曽媛に神饌を炊かせたなら、温羅が大吉備津彦命の使徒となり吉凶を占うということから、ここに御竈殿が作られたのだそうです。
 
実際に鳴釜神事をやっていたので、外から伺わせて頂きました。
神主さんが祝詞をあげ始めると、ボーともヴーとも聞こえるような低音が鳴り始め、祝詞が終わる頃に鳴り止みます。
鳴るのには仕掛けがあるのだろうことは分かりますが、鳴ったり鳴らなかったり、音の長短高低なども含めて神事は神事。
貴重なものを体験させて頂きました。

吉備津神社 えびす宮

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廻廊の山側にいくつかのお社があります。
その中の1つで、比較的立派な造りなものがえびす宮です。
お正月の準備なのか、そのあとの10日えびすの準備なのか、横にテントが張ってあります。
ちょうど雨が強く降ってきているときだったので、ゆっくりできずに残念でした。

吉備津神社 南随神門と廻廊

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なんてことない廻廊ですが、戦国末期に作られたものです。
その奥には南随神門。
吉備津神社の中で最も古い室町初期に作られている重要文化財です。
随神門の中には、犬飼さん、鳥飼さんをお祀りになっています。
柱の朱がきれいなのですが、雨が強くなってきていることもあり、分かりにくい写真になってしましました。
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