100812指宿・枕崎・知覧

知覧紀

ブログでは写真を2枚あげただけですが、知覧特攻平和記念館に行ってきました。
日本人のケジメ自分の職業へのケジメとして、いちどは踏ん張って見てこなければいけないと思い、長い間、機会をうかがってきました。

特攻隊機が沖縄の海に向かう途中に見た開聞岳を横目に、終戦記念のその日を想像させる青くぽっかりと白い雲が浮かび、暑く乾いた空気の中にたどり着いた知覧の地は、私の住む関東の地よりも澄んでいるように感じます。
そんな空を見るだけで、涙腺が緩んでしまいます。
特別に、特攻隊の人たちを英雄視しているわけではありません。
また、思想的に右翼とか左翼とかは、自分の中に意識したことはありません。

戦時中という特別な空気の中、その時代に生きた人たちの精一杯の決断の中で、自分の命を的にそれが国を守ることなのだと信じた人たちに敬意を持ちたいと思うだけです。

車から降り、知覧の地を踏んだとき「遠くに来たものだ」とつくづく思ってしまいました。
「遠く」というのは距離的な話ではないです。

学生時代、戦争が起こったときに自分は?ということを、青臭いながら考えていました。
冷戦とか、アフガン侵攻とかがありましたからね。
職に就いたとき、戦争が起こったときに自分は?という自問自答は、複雑で難しくなりました。
それから20年。
スキーはやるものの病気は方手で納まらないほどになってしまい、薬漬けで日常生活をまともに送るにはかなり支障が出てしまうほど。
いつしか、「送り出す側」になってしまったことを痛感させられます。


戦時中の日本は、『大きな物語』の中にあったのだと思います。
英霊となり、靖国で会うという物語。
日本を守った英雄という物語。

志願をしたということになっている人も、決して心から望んでの志願ではなかったでしょう。
失礼な物言いになってしまいますが、数少ないいくつかの選択肢の中から特攻を選択したのだと思います。
中には、失神や失禁などをして、担がれるように戦闘機に押し込められた人も少なくないと聞きます。
後期には、軍の検閲が入ってしまうために、残された手紙や遺書も本音がなかなか書きづらくなったそうです。

特攻隊員の数だけそれぞれの思いがあるのでしょうが、『立派に戦った』『国のために戦った』という物語は、「送り出される人」にも「送り出す人」にも必要だったと思いますし、その人たちにありがとうと思うのが礼儀だと思います。(特攻隊員にかぎらず)
歴史を知る上で、その時代に生きていた人たちの決断を、今の時代の感覚で正邪を計ることはおこがましいことだと思っています。
帝国軍の上層部の人たちの考えはともかく、現場の急遽徴兵されて軍人とされた人々にとってみれば、その物語が正義と信じるしか無かったでしょうし、信じようと思ったのでしょう。

私も、その物語を信じて亡くなった人たちのために、日本国民の一員として感謝したいと思う。
そして、今の日本の現状に謝罪したいと思う。
日本の地位向上に協力することを誓いたいと思う。

自分が今の職に就いた以上、死ぬまで戦争が起こったときに自分は?という自問自答から逃げることはできないことは覚悟している。
知覧の空は、今の自分への答えを教えてくれたように思うし、あの空を胸に秘めている限り、これから先も間違えた決断はしないだろうと思える気がします。

みょうばん温泉

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鹿児島の最後は、鹿児島名物の銭湯に入りたかったので、銭湯です。
市内の銭湯の数は日本一らしいです。
その中から、名前だけで選んだのが、みょうばん温泉。
明礬(みょうばん)泉では無いようです。
なんせ、入っても温泉成分表が見当たりません。

駐車場に車を入れて、久しぶりに軽く引きました。(笑)
久々にボロいです。
あちこち回って慣れましたが、やっぱりボロいのはビビります。
館内の清掃は行き届いていますが、長年の劣化の手入れがきちんとされてないのが残念。
浴室の広さの割には湯船が小さいです。
また、湯船が3段に落ちる形状。
これは、過去の経験から湯が熱いんですね。
入ると、あっという間に汗が吹き出ます。
小さな水風呂があるので、交互に入るのが、ここのスタイルのようです。
柔らかく肌にまとわりつく湯の感触が人気の理由でしょう。

泉質は、ナトリウム・塩化物泉。
シャンプー類は無し。
ロッカー無し。
ボロいけどまた来たい温泉です。

七ツ島 九州物産館

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関東とは見た目から違い、明らかに美味そうなものが揃ってます。

清水磨崖仏群

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すごく不思議が景色が続いています。

知覧 三角兵舎

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特攻隊員が、残りの数日を過ごした兵舎です。

知覧特攻平和会館

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日本人のケジメとして、前々から立ち寄りたかった特攻会館です。

まるた食品 かつおみそ本舗

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かつおみそ、黒豚みそを試食して即買い!
炊きたてご飯に乗せたら、絶対に旨い!

枕崎お魚センター 展望レストランぶえん

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かつおタタキ膳とかつお丼を頼みました。
かつお丼は、ご飯の上に花かつおが掛かっていて、香ばしさアップ。
途中からとろろをかけるのは、まあアリかな。
かつおタタキ膳は、かつおの身の新鮮な甘みが美味いです。

枕崎お魚センター

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かつおを食べに来ました♪

開聞岳

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日本百名山の一つです。
いつかは登りたい。
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