121203-05神奈川

山あいのホスピス

dsc_8556

神奈川県というイメージと比べると、ずいぶんと過疎な感じのする地域の一画にそれはありました。

父の性格を考えると、死に行く自分に対して周囲が哀れみの言葉をかけてもらうのを喜びとするだろう。
すると、ますます増長して、母や弟を苦しめることになるだろう。
放っておけば、母も弟もそのときに直面して初めて気がつくのだろうし、気がついてもそこで思考停止をするのが目に見えている。
親父が入院しているのがチャンスなので、自分もどんなところなのか分からないのですが、このホスピスに母を連れて見学にきました。

武蔵野の地形を髣髴させるような起伏のある雑木林の中。
入り口からして、ちょっとしたホテル並みの立派な作りに少し圧倒されました。
登録用紙などに記入をして、しばらく経つとボランティアさんがきて、館内を案内。
もちろん有料ですが、入院患者さんの家族が泊まる用の部屋などは、ちょっとしたホテルよりも立派なものがあり、個室一つ一つもまさにホテル。
しかし、普段は隠されているものの、木の扉を開けると酸素吸入器などの病院としての機能も備わっています。
週末を迎える人たちのために、たくさんのボランティアたちがお茶会を開き、習い事教室を開き、また、視聴覚室や小さなコンサートホールなども備え付けられています。
20数人の患者のために、その倍以上のスタッフが働いているそうですが、死までの時間を過ごす場所なのに、死の匂いのしない空間でした。

父の入院

dsc_8555

3日の予定で、検査のための入院です。
手術が1時からということなので、昼くらいに入院かと思っていたら、朝の9時半~10時までに入院しろときたもんだ。
入院をすませてもとくにやることもなく、小さな談話室で呆然とテレビを見ること4時間超。
2時半近くになって、やっとお呼びが掛かりました。
手術室まで行くつもりだったのですが、看護師さんに談話室でお待ちくださいと言われて、弟は腰砕け。
それでもサッサとエレベーターに乗り「手術室の前まで一緒に行く」旨を伝えると、親父は私と2人がよっぽどイヤだったのか、閉まりかけているエレベーターのドアをこじ開けて弟を手招きする姿が虚しくなりました。
酒ばっか喰らっているので麻酔の効きも悪いようで、10分くらいのはずが40分近くと、かなり時間が掛かりました。
しかも、親父頼みの弟は待っている間に寝てしまい、結局出てきた親父には私だけが付き添うことに。
馬鹿馬鹿しい。

ちなみに、病院は10階建てなのですが、螺旋階段には非常用の滑り台がついています。
この角度で落ちていったら、かなり恐いと思うのですが。(笑)

頑固一徹 福ちゃん

dsc_8552

dsc_8553

dsc_8554

関東に戻っていますが、途中で爆睡してしまい、名古屋周辺の渋滞に巻き込まれて遅れています。
腹も減ってきたので、途中の豊橋で新しく出来たっぽいラーメン屋に飛び込みました。
風邪を引いているので、味がよく分からない…。
横綱ラーメン???
ギョウザは美味かったです。

「福ちゃんラーメン 餃子定食」と「さっぽろ味噌ラーメン」を頼みました。
記事検索
タグ絞り込み検索
カテゴリー
タグクラウド
QRコード
QRコード