190816清水寺・五山送り火

船岡温泉

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久しぶりの船岡温泉に来ました。
車で1時間なので、すっかり京都の銭湯に世話になることが少なくなってしまいましたが、やっぱり唐破風造りの入口を見ると安心してしまいます。
 
と思いきや、入ってみると下駄箱の下足札がかなりありません。
明らかに、誰かが持って帰ったのか破壊してしまったのかして無くなってしまっています。
また、靴は入れているものの、下足札を抜いていないところも多数。
正直「劣化」を感じます。
それは、脱衣場に入っても同様で、脱衣棚のキーも壊れているところ多数。
昔ながらのアルミの小さな板のキーですし、本体の方も複雑なつくりでは無いので、その気になれば簡単に壊れてしまうものですが、大切に使われていたものです。
 
浴室は、木の湯船の周辺が腐食が進んでいて、素人仕事で補修してあるのが目につきましたが、それ以外は大きく変化がなかったのが救い。
もっとも電気風呂は、前は相当頑張らないと入れないほど電気が強かったのですが、今は板を背中に張り付けないと感じないほどに弱になっていました。
あと、妻が言うには、通路のカーペットが臭い。
おばちゃんが毎日一生懸命に掃除機をかけているんですけどね。
どうしても貼り付けるタイプのカーペットはこうなってしまいます。
海外から訪れる方も多い銭湯ですから、修復できるところはちょっとがんばって欲しい。
金があるのなら寄付したい…。
自分の長年の定風呂が劣化しているのはつらい。

清水寺②

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何度見ても、清水寺の夜間参拝は飽きません。
今日は一眼レフカメラの実力を見せつけられたので、スマホカメラのショボさを感じてしまいますが、闇の中にいろいろな色を見せてくれて美しいなぁと思います。
まだまだ暑さは感じるものの、やっぱり五山送り火を過ぎると秋の気配を感じます。
清水寺の境内の中でも虫の鳴き声が秋っぽくなってきました。
よくよく見ると、青々としているモミジも、少し赤くなってきているところも見えました。

清水寺  音羽の滝

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空いていたので、音羽の滝にも来ました。
昼間は、日本人よりもほとんど外国人ばかりという状況がここ数年は続いていますが、この夜間参拝の時期だけは日本人のものに戻る感じです。
もっとも、五山送り火も外国人に知れ渡ってきているようで、徐々に増えてきた印象はあります。
外国人の方々にしてみると、ちょっとしたアトラクションのように感じるのかもしれません。
あまり行列が出来ているときには、最近は裂けるようにしているのですが、やはり清水寺の名前の由来となっている滝でもあるので、できればお水は頂きたいものです。
久しぶりに頂けて良かったです。

五山送り火

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今日の京都市内はちょっと水分が多めのようです。
右往左往せずに西門のところを陣取って、まずは一番最後に点灯される嵐山方面の鳥居をみようと思ったのですが、鳥居は低い位置なので靄が掛かって見えにくい。
妻と、たまたま隣に居た望遠カメラを持っている方が気がついて、カメラの方が写してみたところ、鳥居型を写すことができました。
そのまま、西門の横に移動すると、仁王門の軒下に左大文字。
妻がカメラの方を連れてきて、ここで撮れると指南をしています。(笑)
次いで、仁王門の前に移動。
ここからは左大文字と船形が見えます。
最初の点灯から時間が経っているので、かなりはっきりと燃えています。
この2つは距離が近いので良く見えました。
カメラの方も着いて来ましたが、やっぱり望遠レンズを持っていると綺麗に写りますね。

清水寺  三重塔

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空いていることを良いことに、少し高い位置に登って参拝させて頂きました。
三重塔の内部は基本的には公開されていません。
金剛界曼荼羅の世界観が表現が表現されているそうで、正面に見えるのは大日如来さま。
闇の中に浮かび上がる内部は、少し垣間見えるだけですが複雑です。
ゆっくりと参拝できたのがとても嬉しかったです。

清水寺  鐘楼

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法会が終わったので、鐘楼に来ました。
鐘を撞かせて頂けます。
法会の頃から感じていたのですが、今年は人が少ない。
ぶっちぎりでポールポジションを獲ってしまいました。
妻は令和初のお盆で一番になったことがとても嬉しかったようです。
サポートしてくれるお坊さんもたいへん優しく、撞いた鐘の音も軽く綺麗で褒めて頂きました。
我ながら、よい音が出たと思います。

清水寺  御朱印

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つい最近も頂いたばかりなのですが、改めて頂きました。
大胆な筆遣いで、思わず2人して「おー!」と声を上げてしまいました。
書き手の方は良い方で、このくるんくるんとした筆遣いは同僚にも感心されると言っていました。
もの凄く混んでいるときには、このくるんくるんがちょっと多くなるときもあるそうです。(笑)

清水寺  阿弥陀堂

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「日本最初常行念仏道場」の扁額が目を引く阿弥陀堂です。
法然上人がここで初めて常行念仏道場を開いたことから、扁額に書かれているそうです。
御本尊は、阿弥陀如来さま。
ここも2017年に改修が済んで、まだまだ美しいです。

清水寺  奥の院

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ひと足先に改修の終わった奥の院です。
まだまだ極彩色の装飾は作った頃の美しさを保っています。
本堂の方から見ると、奥の院もなかなかに清水の舞台っぽいのですが、屋根が大きく違います。
よく檜皮屋根であのような複雑な立体を作り出そうと思ったものです。
それと比べると、奥の院はたいへんシンプル。
久しぶりに開いていたので、お堂に上がらせて頂いて参拝しました。
ちょっとここらへんから座骨神経痛がかなり痛くなってきてしまいました。

清水寺  本堂

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奥の院からの本堂です。
本堂の通路に、申し訳なさそうに覆いのない清水の舞台の写真が飾ってあるのですが、日本人でさえ知らずに来てビックリしているのですから、外国人にとっては、とてつもなくショックでしょう。
「これはこれで…」なんて言ってられるのは、たびたび来ることの出来る人間だけです。(笑)
それでも私は、これはこれで新しくなったのを待つ楽しみがあると思える立場だけに幸せです。
早く終わらないものですかねぇ。
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